2008年8月10日日曜日

Torattoria La Ballota

先日、行って参りました!
日本橋という決して好立地ではない場所ながら、
いまや某雑誌や専門誌に度々登場するレストラン
『トラットリア ラ バロッタ』

こちらのお店のシェフ・星山さんは、
ボクが以前、淀屋橋のレストランで働いていた頃に大変お世話になった方。
ご無沙汰のご挨拶もかねて手土産に何を持って行けば?っと
百貨店を物色””
心斎橋そごうB1Fにある、一風変わった夏の和菓子が多彩の
源 吉兆庵 http://www.kitchoan.co.jp/
の涼和菓子を持って伺いました。

お店に入るとカウンター越しのシェフから直ぐに声をかけてもらい
緊張も和らぎキッチンまん前のカウンター席へと着地!

サービスの方からドリンクメニューだけを頂き、料理のメニューは”””?
と回りを見渡すと、斜めうえに掛けられた黒板にはびっしりと
ラインナップが♪
なるほど、グランドメニューなるものはなく、
その日その日に取れた食材をメニューに反映するために
固定したメニュ-はないということなんですね。


そんな黒板メニューには、
アンティ(前菜)、パスタ、セコンド(肉と魚)、ドルチェ(デザート)が、
四角の中にめいいっぱいに書き込まれていて”””
メニュー名全てが創造を刺激する内容で、、、
見ているだけでニヤついてしまいます。

そんな黒板に熱視線を送っていると、サービスのかたが
スパークリングワインのグラスを片手に
「シェフからです。」
とサービス!

スカッと美味しいサービスをありがたく頂き、迷った挙句メニューはこちらに↓


◇メバチマグロの中トロと大阪馬場ナスのトラパネーゼ

>>トラパネーゼとは南イタリア・トラッパーニ地方の料理。
  アーモンドとニンニクをベースにしたソースでマグロを合えて
  マッシュしたじゃが芋の上に盛り上にはインサラータを添えて。

口に入れた瞬間”””””””””””””””””””””””””””””””      
目が見開きました!
今まで食べた事のない味!
パンチが効いたソースはイイ意味でマグロのクセを感じさせず
未知なる味覚へとタイムスリップ☆☆☆
特に塩をしていないポテトとの相性バッチリで、
大阪地野菜の馬場ナスは水ナスに似たミネラルたっぷり”
生で食べれてその上めちゃくちゃ甘いです!
一皿目から即KOでLa ballottaワールドへと引き込まれていきました。


◇和歌山産鯵と自家製燻製リコッタチーズのティンバロ

>>自家製リコッタチーズってだけでも驚きですが更にスモー
に かけたチーズと鯵がフルーツトマトに挟まれ
ティンバロ(太鼓の様な円柱形)となり、見た目も美しいィ”一皿。

引き続き、リコッタと鯵のマリアージュにやられました。
このアンティ2品がインパクト大で、シェフが年明けに訪れた
南イタリアでの フィードバックが色濃く出ている模様””


◇ピーゴリ 鰻の清涼感のあるソース

>>ピーゴリとはスパゲッティよりも10倍太い手打ち麺。
   鰻と山椒を利かしたあっさりとしたソースが食欲をそそります””

おそらくソースの中にはミントやレモンバームなどのハーブも
入ってそうな、暑い夏に打ってつけのメニュー。
『旨っ!』の後に『スーッ』と口の中がさわやかに””
気分は京都の川床です! 


◇スパゲッティ La ballotta流カルボナーラ

>>La ballotta流というのがミソ!
   カルボナーラでも重くない味わいは
   ソースに野菜のピューレが潜んでいるから!?


◇鹿児島霧島産 豚肩ロースのグリル
  高知産フルーツトマトと茄子のブラザード

>>付け合せのブラザードは茄子とフールーツトマトを
   重ねて火を入れたもの。
   しっかりとした肉質は噛んだ分だけ幸せになります!
   あの値段でこのボリューム!!?っと嬉しい誤算もあった
   巷のリストランテを一掃する価格.(ドット)美味!


メインを食べ終えたトコロで、シェフとお話する時間が出来、
お久し振りのご挨拶のあとに、これからの自分のやりたいコトや
イタリア行きのコト、料理のコトをたくさん話せて
とても良い収穫になりました。
改めて、良い師(シェフ)と出会えて良かったなと再確認です。


締めのドルチェは、盛り合わせで”””

◇パッションフルーツのセミフレッド
 枝豆のセミフレッド
 マスカルポーネとかぼちゃのムース
 リコッタチーズのトルタ シチリア風
 のドルチェ・ミスト




今回は出てくる料理に夢中になりすぎて写真はドルチェのみ
ですが、お店の美味しいメニューはオフィシャルのサイトの中の
ブログでじっくりご覧なれます。

http://laballotta.exblog.jp/



星山シェフご馳走様でした!


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