2008年8月30日土曜日

IKEAAAAAA !!!

旬!なんですかね!?
巷のIKEA の話題に乗っかって行ってみよーと
大型インテリア&雑貨ショッピングキューブ「IKEA 鶴浜」 
へと行ってきました!
難波から出発した専用シャトルバスは大正へと向かい
そのうち見知らぬ平然とした工業地帯を走り、
抜けると “ドンッ” と視界に鮮やかな四角の建物が見えます。
鮮やかなパステルカラーや大胆なデザインが目に付く店内は、
流石スウェーデンの老舗メーカーといった感じ””

1Fと2Fの2フロアがあり、最初に2Fの何十室もの区切られた
ショールームやディスプレイで商品を目で見て触って座って体感チェック!
→→→
1Fのバカでかい商品棚からチェックシートを片手に自ら商品を
取り出していきレジへと持っていく大胆かつ合理的なシステム!

ショールームだけを聞くと、南港ATCにある
「東京ドーム3個分!」と言われている大塚家具が有名ですが、
IKEAは提案の仕方が細かくそしてアイテム数が恐ろしく幅広いですね。

中でもフロア途中に他としっかり区切られ作られている
『キッズゾーン』は小っちゃい子達を更に可愛くさせる家具や
アイテムがいっぱい”””

この食事用の前掛けセットなんかサイコーに可愛いですネ


↓コレはペンギン形の醤油差しに、お子さんが誤ってこぼさない様に
ストッパー用の帽子をかぶせています。



壁掛けの照明器具は花柄や影が足に見えるユニークなてんとう虫



これは指にはめるフィンガーマスコット
手の平に収まるミクロ水族館の誕生です。



そして外せないのがキッチンアイテム☆
これは強力なマグネットで包丁やお玉やフライ返しなどを
簡単に貼り付けるコトが出来ます。
よくレストランの厨房でも見かけるアレですね!




色とりどりのカラフルタッパのプール♪






価格も安いですし、アイテム数が多いのが見ていて飽きませんね””






お昼はIKEA 館内にあるレストランで。
よくある大型複合施設のフードコートとは違うところが、
レストランの椅子やテーブルは全てIKEA の商品で揃えてるので
デザインがユニークで、
メニューもスェーデン料理を食べやすく提供しているので
ショップの雰囲気そのままに食事が楽しめる仕様に!



これはスェーデンのポピュラーな料理!ミートボールには
特製のクリームソースとすもものジャムを付けて頂きます!




「サーモンとポテトのプティング」
北欧ではサーモンが代名詞ですがコチラはキッシュの様に
パイ包むにして焼き上げたもの。
やさしい味が食べ易かったです!




後半はグラスなどをチェック!
立ち上げ中の尼崎の新店用にと、価格と質に目が光ります(笑)

今回のIKEAを回って、メーカーはただ単に商品を売るのではなくて、
家族や親しい人と一緒になって、あーだこーだと言いながら
モノにさわり”体感して”売り場で過ごした時間が思い出となり、
その延長の商品購入という消費へと繋げるんだなと感じました。

ネットが日常にある生活で、店頭に向かわなくても
欲しいモノが手に入る僕たちは以前よりも格段に
モノを買う=消費 がしやすい環境で暮らしています。
でも、消費をして得る幸せよりは 「行ったコト」 や「思い出」
など形に残らない 「コト」 が心に残るもの。
そんな 「モノ」 と 「コト」 が合わさった『コトモノ』がこれからどんどん出てくるんじゃないでしょうか。

2008年8月27日水曜日

バールの買出し~試作まで!

8月も終わりに近づき、最近までの真夏日はどこ吹く風”
といった感じでここ2,3日は日差しも和らぎ
軽やかな風が流れ、過ごしやすくなりました。


さて、そんな秋に近づくにつれ新店の立ち上げも
オープンへ向けて急ピッチに進んでいます!



店内の内装も一通り終わり、厨房器具の搬入も経て
ようやくメニュー試作へと取りかかれる様になりました。

試作にあたって、
以前から食材の仕入れ先確保に四苦八苦”””
でしたが、この日朝一に出掛けた市場は手ごたえがありました。




魚屋、肉屋、八百屋に乾物屋と一通り揃っていて、
探索していると掘り出し物を見つけたりと♪
毎日通っても飽きない場内でした。

買出し後は市場内にあるイイ感じの「立ち食いうどん屋」で朝食を取り
お店のある阪神尼崎へと戻ります。


戻ってから少し試作の段取りを済ませ、次は大阪は難波の
「道具屋筋」へと器と器具の買出しへ→→→


ようやく店へ戻り始めた試作は、今後作っていくメニューへ載せる為の
撮影もかねて進行”””
5~6品を仕上げました。
(撮影した写真はPC都合により公開出来ずです。。。 泣)

2008年8月14日木曜日

下見とK-teringと””

来月末に20名さん前後の大型ケータリングのお話を受け、
会場となる、クライアントさんのご自宅へと京都は伏見まで
下見へ行ってきました。

下見へと行く前日に急遽”当日の食事の依頼も受け、
下見&飛び入りケータリング!となりました。

お宅は新築されたばかりの、まっさらな白い一軒家。
扉を開けると高い吹き抜けがあり、シンプルでありながらも
随所にこだわりのデザインが見え隠れする内容で、
ボクは玄関からすでに渡辺 篤モード(笑)

お2階の広ーいオープンキッチンを下見させてもらいながら
その広さに20名のゲストのスペースも問題なしだろうと納得です。




さてさてそんなお家での飛び入りケータリングは、
「スープとパスタ」というご希望だったのでこんなメニューを。


       MENU DA GIORNO per5

         ANTIPAST

   マスカルポーネとマグロのティンバロ

>>マスカルポーネチーズとマグロを合えたものを
水ナスのマリネで挟みティンバロ(太鼓型)に”
上には完熟トマトを花弁に見立てて。


          


          ZUPPA

       冷製ミネストローネ

>>ベーコンと野菜だけでじっくり味を引き出し涼しげに冷製で提供。
塩は一切していないのに濃厚なのは野菜の秘められた甘味が
開花したから!? 上にはトマトのダイスを飾りと色みで。



          
             PASTA 

      プッタネスカ スパゲッティーニ

>>アンチョビ、オリーブ、にんにく、フレッシュトマトのみ!
定番のメニューを細麺で。




お一人お子さんが入っていたので、辛いモノや
極端に香りのキツイ料理はさけて作りましたが、
不安をよそにちゃんと食べてもらえ一安心です。


さて、当日は何を出そうか今から嬉しい悲鳴の日々です☆

2008年8月10日日曜日

Torattoria La Ballota

先日、行って参りました!
日本橋という決して好立地ではない場所ながら、
いまや某雑誌や専門誌に度々登場するレストラン
『トラットリア ラ バロッタ』

こちらのお店のシェフ・星山さんは、
ボクが以前、淀屋橋のレストランで働いていた頃に大変お世話になった方。
ご無沙汰のご挨拶もかねて手土産に何を持って行けば?っと
百貨店を物色””
心斎橋そごうB1Fにある、一風変わった夏の和菓子が多彩の
源 吉兆庵 http://www.kitchoan.co.jp/
の涼和菓子を持って伺いました。

お店に入るとカウンター越しのシェフから直ぐに声をかけてもらい
緊張も和らぎキッチンまん前のカウンター席へと着地!

サービスの方からドリンクメニューだけを頂き、料理のメニューは”””?
と回りを見渡すと、斜めうえに掛けられた黒板にはびっしりと
ラインナップが♪
なるほど、グランドメニューなるものはなく、
その日その日に取れた食材をメニューに反映するために
固定したメニュ-はないということなんですね。


そんな黒板メニューには、
アンティ(前菜)、パスタ、セコンド(肉と魚)、ドルチェ(デザート)が、
四角の中にめいいっぱいに書き込まれていて”””
メニュー名全てが創造を刺激する内容で、、、
見ているだけでニヤついてしまいます。

そんな黒板に熱視線を送っていると、サービスのかたが
スパークリングワインのグラスを片手に
「シェフからです。」
とサービス!

スカッと美味しいサービスをありがたく頂き、迷った挙句メニューはこちらに↓


◇メバチマグロの中トロと大阪馬場ナスのトラパネーゼ

>>トラパネーゼとは南イタリア・トラッパーニ地方の料理。
  アーモンドとニンニクをベースにしたソースでマグロを合えて
  マッシュしたじゃが芋の上に盛り上にはインサラータを添えて。

口に入れた瞬間”””””””””””””””””””””””””””””””      
目が見開きました!
今まで食べた事のない味!
パンチが効いたソースはイイ意味でマグロのクセを感じさせず
未知なる味覚へとタイムスリップ☆☆☆
特に塩をしていないポテトとの相性バッチリで、
大阪地野菜の馬場ナスは水ナスに似たミネラルたっぷり”
生で食べれてその上めちゃくちゃ甘いです!
一皿目から即KOでLa ballottaワールドへと引き込まれていきました。


◇和歌山産鯵と自家製燻製リコッタチーズのティンバロ

>>自家製リコッタチーズってだけでも驚きですが更にスモー
に かけたチーズと鯵がフルーツトマトに挟まれ
ティンバロ(太鼓の様な円柱形)となり、見た目も美しいィ”一皿。

引き続き、リコッタと鯵のマリアージュにやられました。
このアンティ2品がインパクト大で、シェフが年明けに訪れた
南イタリアでの フィードバックが色濃く出ている模様””


◇ピーゴリ 鰻の清涼感のあるソース

>>ピーゴリとはスパゲッティよりも10倍太い手打ち麺。
   鰻と山椒を利かしたあっさりとしたソースが食欲をそそります””

おそらくソースの中にはミントやレモンバームなどのハーブも
入ってそうな、暑い夏に打ってつけのメニュー。
『旨っ!』の後に『スーッ』と口の中がさわやかに””
気分は京都の川床です! 


◇スパゲッティ La ballotta流カルボナーラ

>>La ballotta流というのがミソ!
   カルボナーラでも重くない味わいは
   ソースに野菜のピューレが潜んでいるから!?


◇鹿児島霧島産 豚肩ロースのグリル
  高知産フルーツトマトと茄子のブラザード

>>付け合せのブラザードは茄子とフールーツトマトを
   重ねて火を入れたもの。
   しっかりとした肉質は噛んだ分だけ幸せになります!
   あの値段でこのボリューム!!?っと嬉しい誤算もあった
   巷のリストランテを一掃する価格.(ドット)美味!


メインを食べ終えたトコロで、シェフとお話する時間が出来、
お久し振りのご挨拶のあとに、これからの自分のやりたいコトや
イタリア行きのコト、料理のコトをたくさん話せて
とても良い収穫になりました。
改めて、良い師(シェフ)と出会えて良かったなと再確認です。


締めのドルチェは、盛り合わせで”””

◇パッションフルーツのセミフレッド
 枝豆のセミフレッド
 マスカルポーネとかぼちゃのムース
 リコッタチーズのトルタ シチリア風
 のドルチェ・ミスト




今回は出てくる料理に夢中になりすぎて写真はドルチェのみ
ですが、お店の美味しいメニューはオフィシャルのサイトの中の
ブログでじっくりご覧なれます。

http://laballotta.exblog.jp/



星山シェフご馳走様でした!