2007年11月24日土曜日

ミシェラン東京





大阪ミナミの本屋では売り切れが相次いでいて、
入手困難でしたが、梅田まで走りなんとか購入!



本の中身は店内の写真とお店全体のコメントに
料理に対しての「星」と、
快適さを示す「ナイフフォーク」の絵がそれぞれ。

料理のジャンル分けされたページがあり見ると、
以外にも!というか当然のことなんですが、「和食」の店が
一番掲載数が多く、次いで「フランス料理」、
「現代風フランス料理」、「寿司」
といったところ。
やはり、イタリアンは少数ですね、、。
来年以降に期待します。


さらに、

ミシェラン東京版が出ると知ったとき、日本料理のお店は評価の対象に
なるのか?どういった評価になるのか?フランスの方は和食をどう理解
されているんだろうか?
と、いろいろ考えてましたがソノ答えが載っていました!



カテゴリーとして、和食以外にも「天ぷら」、「ふぐ」に「新日本料理」といった
カテゴリーもあり、一口に和食といっても種類豊富な文化を
十分に酌み込んだ仕上がり””

手に取る読者も分かり易い作りですネ。


今まで「三ツ星」や「星」付きレストランは日本では縁のない
遠いヨーロッパの話でしたが、これからは毎年「星」が更新される度に
話題になるんでしょうか!?

ミシェランとは世界規模のネームバリューのあるガイドブックです。
この発売と共に、評価の高いレストランには世界中から
お客さんが東京に 訪れることでしょう。
それは、和食を世界に広める良いキッカケでもあります。
その職人であるがゆえの閉鎖的だった日本の「食」のアピールにもなります。

ミシェランガイドブックの性質上、海外からの旅行者用のガイドのため、
後半にはホテルの紹介もありコチラも快適さをホテルの建物アイコンの数で評価しています。


さて、話を最近のヨーロッパに戻すと、

ミシェランの絶大な影響力のあまり、星付きレストランへの固定観念を持ったお客から 比較されるのを嫌い、高級店からビストロに鞍替えするシェフは増えています。
また☆を取ったお店が三ツ星返上をする等、アンチミシェランの店は増加しています。

お隣のイタリアでは、ミシェランに載るような高級店には観光客だけが入り、 地元の人は郊外や山の奥深くにあるトラディショナル(郷土料理)なレストラン =スローフードなレストラン へと車を飛ばして行くのが主流です。

ただ、料理人に対してミシェランとはノーベル賞と同じ様なもので、
勲章であり、一生を懸けた偉大な目標でもあることには変わりません。


「味覚」という個人でしか分かりえない感性。
それは時に、目の前の料理であり、回りの雰囲気であり
共にする人によって大きく左右されます。

大事なのは、
自分の意思で美味しいものを感じ、楽しみ
探していくコトだと思います。

美味しいものを食べたら誰だって笑顔になりますよね。
その時感じた “おいしい” こそがあなたのミシェランですよ☆

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